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空冷ワーゲンは日常のアシとなるか?

空冷ワーゲンが生産終了(西ドイツ製)してから、既に半世紀近くが経った。
そう考えると、空冷ワーゲンはかなり古い車であることに間違いはないだろう。

そんな空冷ワーゲン、やはりセカンドカーとして所有するべきであって、これ1台で日常使いのメインカーとしては使えない車なのだろうか。
そう思い悩んで、なかなか購入に至れないという方も、おそらく少なくないのでは。

個人的には、これまで1960年式ビートル(1200cc)、1963年式カルマンギア(1200cc)、1974年式ビートル(1200cc)、1974年式ビートル(1500cc)、1975年式ビートル(1600cc)を運転した経験がある。※現在は1974年式ビートル(1200cc)を所有

正直なところ、1960年代までの空冷ワーゲンを日常のアシにするのは、少し心もとないところがある。

しかし、1970年代以降の高年式であれば、さほど気にすることなく日常のアシとして使えるのではないかと思う。

ただ、同じ1974年式ビートルでも、1200ccと1500ccとでは、まるでパワーが異なる。ましてや1600ccのビートルに乗ったときは、「こんなにビートルが速いのか!」と驚いた。

つまり、車はこれ1台とするのなら、同じ高年式でも1500ccや1600ccを選べば、特に問題はないだろう。

パワーの点では現代車にも引けを取らないし、1967年式以降、前輪もディスクブレーキ化されている(STDを除く)。エンジンもパワーがあるぶん、後付けのクーラーも問題なく動く(1200ccだとちょっとキビしい)。

空冷ワーゲンは、他の旧車と比べ、パーツに関しての問題がほとんどない点が良いところ。高年式も徐々に値が上がりつつあるものの、探せばまだまだ手の届く個体も見つかる状況にある。

もしもあなたが「いつかは空冷ワーゲンに乗りたい!」と思っているのなら、夢で終わる前に、ぜひ早めに一度所有してみることをおすすめする。

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